歴史は人類の出現から人々につき纏ってきた物語でもある。 だが、そこから「歴史に基づき」という言葉で、国々が領土や資源の領有を主張するならば、歴史をどの時点まで遡れば互いの理解を得るようになるのだろうか。 第二次世界大戦を分水嶺として、あるいはソ連崩壊の時点を境として、あるいはロシア・ウクライナ戦争を起点として地球の時空を断切るのだろうか。それらもまた戦勝国や大国のエゴの歴史にすぎない。
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バルト海の合わせ鏡 20230420
スウェーデン ストックホルム メーラレン湖の女王 フィンランド ヘルシンキ バルト海の乙女 ロシア サンクトペテルブルグ 青銅の騎士 三面鏡に向き合ってスウェーデン、フィンランド、ロシアへと旅に向かう。 鏡に写る風物詩、そして土地の歴史は虚像なのだろうか、実像なのだろうか。三つの鏡から自分の心の姿も考えてみたい。 鏡に映る歴史とはなんだろう。それぞれの人々、その国々は 自らを鏡に写しながら、過去と現在、そして未来の歴史を語り継いできた。